DeFiは、2025年下半期に高いパフォーマンスをあげる可能性があるとKaiko Researchは述べた。
トランプ政権は、DeFiが長年必要としてきた規制の明確化をもたらす可能性がある。
Kaikoはまた、UNI、ONDO、AAVEなどのポテンシャルを強調した。
ビットコイン(BTC)は2024年、暗号資産(仮想通貨)市場の注目を独占した。だがトランプ政権はゲームのルールを急ピッチで変えており、他の資産へのローテーションが起こる可能性もあると暗号資産データ企業のKaiko Researchは述べた。
実際のところ、DeFi(分散型金融)はさほど悪い状況ではないと、Kaiko Researchのアナリストはレポートに記している。
同社のDeFiインデックス(KSDEFI)は、2023年10月の開始以来、イーサリアム(ETH)を上回るペースで推移しており、約75%のリターンをもたらした。インデックスに含まれるDeFiプロトコルのほとんどがイーサリアム上に構築されていることを考えると、これは注目に値する。
「このパフォーマンスは2025年下半期まで続く可能性がある。インデックス内の複数の資産が強力な追い風を受けているためだ」
「この傾向は、DeFiセクターがイーサリアムのエコシステムを超えて拡大し続けているため、DeFiインデックスとイーサリアムの相関性が時間とともに低下していることを示している」
インデックスは、11のDeFiトークンで構成されており、高い比重を占めるのはUNI、AAVE、ONDO。11のトークンのうち少なくとも4つには2025年、強力な追い風が吹くとレポートは述べた。
例えば、米国における規制の進展により、DEX(分散型取引所)Uniswap(ユニスワップ)と分散型レンダーのAave(アーベ)では、手数料がUNIとAAVEの保有者に分配される可能性がある。
またトークン化プロトコルOndo Financeは、伝統的金融大手が暗号資産への参入を続けるなか、トークン化のトレンドの加速から恩恵を受ける可能性が高い。
「2020年以降、主要市場における規制上の制約は大きなハードルとなってきた。だが、それは課題の一部に過ぎない。DeFiは、手数料やセキュリティ上の懸念によるユーザー離れなど、構造的問題にも直面してきた。だが、規制当局の監視が緩和されたことで、この分野には今、成長のチャンスが大いにある」とレポートは述べている。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/278808/
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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局