- 先週末、猫をテーマにしたストーリー性と一部のトレーダーによるベータベット(市場の動きに乗る投資)によって、ミームコインの「ポップキャット」と「MOG」が上昇した。
- ポップキャットは一時、時価総額が10億ドルを超え、予測市場ポリマーケットで勝者となった。
- 年初から、ポップキャットとMOGは、BONKやドージコインのような犬をテーマにしたミームコインとともに上昇傾向にある。こうしたミームコインは、基盤となっているブロックチェーンの成長に対するレバレッジをかけた投資にもなっている。
猫をテーマにしたストーリー性と一部のトレーダーによるベータベットを追い風に先週末、ミームコインの「ポップキャット(POPCAT)」と「MOG」が上昇した。POPCATは一時、時価総額が10億ドルを超え、予測市場ポリマーケット(Polymarket)での賭けで勝利を収めた。
イーサリアム(ETH)は、ETF期待から1週間で5%以上上昇した。ソラナ(SOL)は取引高増加に後押しされ、15%上昇した。
年初から、猫をテーマにしたPOPCATとMOGは、それぞれ基盤となるソラナブロックチェーンとイーサリアムブロックチェーンのネイティブトークン(ソラナとイーサリアム)の上昇に伴い、上昇傾向にある。また犬をテーマにしたBONKとドージコイン(DOGE)も上昇している。
ミームコインは、基盤となるブロックチェーンの成長に賭けるためのレバレッジ効果の高い投資対象として、ますます注目を集めている。暗号資産トレーダーは、そうした投資をベータベットと呼んでいる。
ソラナブロックチェーンを基盤とするPOPCATは、21日深夜に63万ドル相当が購入された後、急騰し、時価総額が10億ドルを突破した。
一方、イーサリアムブロックチェーンを基盤とするMOGは8%上昇、時価総額は9億6000万ドルに達し、過去最高を更新した。Xでの熱狂的な人気によって、2週間の上昇率は70%を超えた。
予測市場ポリマーケット(Polymarket)では、次の強気サイクルで犬をテーマにしたトークンを追い抜く可能性があると一部で期待されている猫をテーマにしたトークンの時価総額が賭けの対象になり、3月以降、460万ドルの取引高を記録している。
POPCATが21日深夜に時価総額10億ドルを超えたことで、賭けは終了。POPCATは4月初旬には2%という低いオッズだったが、最終的には「keycat」と「hobbes」に次ぐ3番目に高い賭け金を集めた。
しかし、ポリマーケットのユーザーの中には、市場操作だと主張する者もいた。だが、POPCATが勝ったというポリマーケットの決定は、22日時点ではまだ有効であり、正式な異議は唱えられていない。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/241986/
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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局