ブルームバーグはこの日、先月、韓国ウォンが仮想貨幣に対する法定通貨の取引ペア比率で初めて米ドルを上回ったという仮想資産関連データ提供会社CCデータの発表を引用し、「韓国の仮想資産取引者が最近のビットコイン価格上昇に影響を与えたとみられる」とし「韓国は長い間、強力な暗号通貨コミュニティーを維持してきた」と伝えた。
これによると、先月、ビットコインに対する各国法定通貨の取引ペアで韓国ウォンの比率は41%となり、米ドル(40%)を超えた。ドルの場合、9月の51%から11ポイント低下したが、韓国ウォンは17%から41%へと24ポイント上昇した。
ブルームバーグは「韓国はクォン・ドヒョン・テラフォームラボの創立者クォン・ドヒョンが生まれ育った国であり、昨年ルナ・テラなどが暴落した後も多くの仮想貨幣会社が活動してきた」とも伝えた。
一方、ビットコインの価格は引き続き上昇曲線を描いている。2022年1月1日に2200万ウォン水準だった1ビットコインは6日午前、約6000万ウォン(約673万円)で取引されている。米国のインフレが鈍化しながら政策金利引き下げへの期待が高まったうえ、ビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)が米国当局の承認を受ける可能性が高いと伝えられ、これが影響を及ぼしたというのが専門家らの評価だ。
「ビットコイン取引、韓国ウォンがドル上回る」 海外メディアが見た韓国の強力なコミュニティー
これに先立ちブルームバーグは「ビットコイン価格がどこまで上がるかについては、5万ドル(約6550万ウォン)から最大53万ドル(約7億ウォン)という見方が出ている」と伝えた。
ただ、Miller Tabak + Coのマット・マレー首席市場戦略家は「2020年、21年のように市場に(資金)流動性が生じない限り、ビットコインに対する楽観的な予想ははかない夢になる」と指摘した。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8f824291f5783d93db58b067c5a3d865c84f988d
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Source: コイン速報 | 仮想通貨・暗号通貨・暗号資産ニュース