レイヤー2ネットワークのスタークネット(Starknet)が2024年末までにエコシステム上でステーキングを開始する予定であると、開発企業のスタークウェア(StarkWare)が10日に発表した。この情報は、ベルギーのブリュッセルで開催されたイーサリアム・コミュニティ・カンファレンス(EthCC)で、スタークウェアのCEOであるイーライ・ベン・サッソン(Eli Ben-Sasson)氏によって発表された。
ベン・サッソン氏はスタークネット改善提案(Starknet Improvement Proposal)をコミュニティに提出。ユーザーがステーキングに参加するかどうかを選択できるようにし、参加に対する報酬はスタークネットのネイティブトークン「STRK」のステーキング額に比例させることを提案した。
CoinDeskに共有されたプレスリリースによると、ステーキングするユーザーは資金を引き出す前に21日間トークンをロックする必要がある。
この提案がコミュニティから承認された場合、スタークネットでのステーキングのためのテストネットがまもなく開始され、ステーキングは2024年の最終四半期までにメインネットに実装される予定。
スタークウェアは、ステーキングがいくつかの段階に分けて展開されると明らかにした。「最初の主要な段階では、ステーキングするユーザーはスタークネットに接続し、ステーキング・コントラクトとやり取りし、提案されたプロトコルルールに従ってステーキングする必要がある」とプレスリリースで述べている。スタークウェアとスタークネット財団(Starknet Foundation)のチームは、ユーザーのステーキングの傾向を調査し、その後のステーキングメカニズムのアップデートを決定する。
「次の段階では、ユーザーはリアルタイムでブロックの内容を証明する必要がある」とスタークウェアは付け加えた。
「そして最終段階では、ネットワークの安全性を完全に確保するため、ユーザーはシーケンスと証明活動を行う」
「スタークネットが分散型への取り組みを続ける中、スタークウェアがステーキングの最初の段階を提案できることをうれしく思う」とベン・サッソン氏はプレスリリースで述べた。
「これは、ステーキングコミュニティとテクノロジーを構築し、ユーザーと開発者に新たな機会を提供する上で重要なステップだ」
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/240262/
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