米国のウォリー・アデエモ財務副長官によると、ロシアのデジタルルーブルのような中央銀行デジタル通貨(CBDC)は、米国の制裁になんの脅威ももたらさないという。

CNBCのインタビューでアデエモ氏は、仮想通貨の人気は高まってはいるものの、米ドルは「世界で支配的な通貨であり続ける」と主張した。

アデエモ氏は、デジタル資産は米国経済に「さまざまな形で機会を」もたらすが、マネーロンダリングなど多くの課題も伴うと指摘した。それでも、成長を続けるこの産業から恩恵を受けるためにマネーロンダリングと闘う方法はあるとして、次のように述べた。

「最終的には世界各国と協力し、マネーロンダリング防止関連の規則をより厳密に守るよう、デジタル資産の作成者に呼びかけることにより、このリスクに対処できると考えている」

アデエモ氏はまた、世界の中央銀行によるデジタル通貨は、米国の制裁という点においてはなんのリスクもないとも述べた。

「たとえデジタルルーブルやほかのデジタル通貨が導入されても、世界経済は相互につながっているため、米国の制裁が相手国の経済に影響を与える余地はあると確信している」と同氏は述べた。

続いてアデエモ氏は、ロシアの企業は世界中で多くのビジネスを行っており、「米国経済は依然として世界最大の経済である」ことから、ロシアの企業のビジネスの多くは米国の金融機関との間で米ドル建てで行われていると述べた。

「この状況がある限り、そして必要な投資を行う限り、制裁が阻む対象となっているものを確実に阻むために、依然として制裁という制度を利用できるだろう」とアデエモ氏は指摘した。

今年10月、制裁を受けたロシアの振興財団のオレグ・デリパスカ氏が、米国の制裁を回避して米ドルを弱体化させるツールとしてビットコイン(BTC)を採用するよう、ロシア政府に呼びかけていた。「管理されていないデジタル決済は経済制裁のメカニズム全体の効果を失わせることができるだけでなく、ドル全体をも叩きのめせることに、米国はずいぶん前から気づいていた」と、先月デリパスカ氏は主張していた。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/digital-currencies-won-t-impact-us-sanctions-treasury-exec-says 

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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局