- 2013年7月にビットコインファンドを立ち上げたパンテラ・キャピタルは、1000倍の増加と13万%以上のリターンを記録した。
- このヘッジファンドは、1ビットコイン74ドルだった頃からビットコインの購入を開始した。
- パンテラのダン・モアヘッドCEOは、この暗号資産が2028年4月までに74万ドルの価値を持つ可能性があると信じている。
パンテラ・キャピタル・マネジメント(Pantera Capital Management)のビットコイン(BTC)ファンドが、画期的な成果を達成した。ファンドの暗号資産(仮想通貨)の保有価値が、提供開始以来1000倍に増加したのだ。
2013年に暗号資産への投資商品として初めて顧客に公開されたこのファンドは、費用と手数料を差し引いた後で13万1165%のリターンを達成した。創設者のダン・モアヘッド(Dan Morehead)氏がXで指摘したように、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がアメリカ大統領に選出された後、このファンドは大幅に上昇した。
Pantera Bitcoin Fund recently achieved an insane milestone – 1,000x.
The post-election surge has taken the fund a further 30% higher. The Fund’s lifetime return is now 131,165% – net of fees and expenses.
My current outlook on #Bitcoin: https://t.co/0dS8GERNDB pic.twitter.com/plld0BMbef— Dan Morehead (@dan_pantera) November 26, 2024
ビットコイン投資を始めるにあたり、ビットコインファンドはBTCの価格が74ドル前後だった時に、世界のビットコイン供給量の2%を購入した。BTCは過去1年だけで120%以上も急騰し、10万ドルに迫る史上最高値を更新した。
パンテラは「今こそ積極的に購入すべきだ」とモアヘッド氏が2013年7月5日付の書簡に書いていることを11月26日に公開した。「価格は上昇を続ける。スイカの種のように押し上げられるだろう」。
数年経った今もビットコインは「今もスイカの種のように押し上げられている」と、モアヘッド氏は11月26日のメモに書いている。
同氏は、ビットコインが2028年4月までに74万ドルに達し、時価総額は15兆ドル(約2325兆円)に達する可能性があると予測している。その理由は、金融資産の95%がまだブロックチェーンに対応していないためだと同氏は述べた。
モアヘッド氏は、今年初めにビットコインとイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)を立ち上げたブラックロック(BlackRock)やフィデリティ(Fidelity)のような機関投資家を称賛し、業界へのアクセスを容易にし、数千万の顧客にその存在を認知させたことを評価した。
また彼は、ブロックチェーンの15年にわたる規制面の逆風は、1月にブロックチェーン推進派のアメリカ大統領が就任することで、ようやく追い風に転じるとも述べた。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/263896/
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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局