ソニー生命の子会社からおよそ170億円を不正送金したとして起訴された元社員に対し、東京地裁は懲役9年の判決を言い渡しました。
不正送金された現金は最終的に円安などの影響で220億円余りが子会社に返還されています。
ソニー生命の元社員石井伶被告(33)は2019年ソニー生命の子会社の口座からおよそ170億円相当のアメリカドルを不正送金し、ビットコインに交換して隠した罪に問われています。
石井被告はこれまでの裁判で「ビットコインに投資して十分な利益が出た段階で会社に全額を返還し、その利益の一部を得ようと考えていた」と主張していました。
東京地裁は18日の判決で「計画に犯行に及んだものであるうえ、隠匿の方法も巧妙であり、総じて悪質というほかない」と指摘し、石井被告に対し懲役9年の判決を言い渡しました。
不正に交換されたビットコインはアメリカ司法当局によって押収され、円安などの影響で最終的に220億円余りが子会社に返還されています。
約170億円を”不正送金”…ソニー生命元社員に懲役9年の実刑判決 東京地裁「隠匿の方法も巧妙で、総じて悪質」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9d0c7b8c62ec176354607fb856c02b22515e9db
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Source: コイン速報 | 仮想通貨・暗号通貨・暗号資産ニュース