ビットコイン(BTC)は基本的には優れたアイデアだが、安すぎるお金と投機的な興味に台無しにされていると、ロックフェラー・インターナショナル(Rockefeller International)のマネージング・ディレクター兼会長のルチル・シャルマ(Ruchir Sharma)氏は述べた。

米銀大手モルガン・スタンレーの元新興市場部門長で、ニューヨーク・タイムズなどに寄稿し、『ブレイクアウト・ネーションズ 大停滞を打ち破る新興諸国』『シャルマの未来予測 これから成長する国 沈む国』などの著作を持つシャルマ氏は、ビットコインはeコマース大手のアマゾン(Amazon)のように復活する可能性があると述べた。アマゾンは2000年代初頭のドットコムバブル崩壊で株価は約90%下落したが、その後の20年余りでその価値は300倍以上になった。

だがまず、「過剰なものを排除する必要がある。そうすれば、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)は、より安定した資産として再び台頭するだろう」と同氏はCoinDesk TVで述べた。

ビットコインは同氏によると、今はまだ「投機マニアに捕われた」ままであり、投機マニアのグローバルな崩壊はまだ終わっていないという。同氏はアマゾンの事例を繰り返し、回復には時間がかかったと指摘した。実際、同社の株価がバブル期の1999年の水準まで回復し、上回るには数年必要だった。

シャルマ氏は、ビットコインと他の暗号資産は今後6カ月、さらに下落する可能性があると考えている。少なくとも一部の要因はアメリカの株価が下落し続けるためだ。同氏は過去の典型的な弱気相場は約1年続き、株価は35%下落したと指摘。今回の弱気相場はまだ1年経っておらず、S&P500はまだ20%しか下落していない。

「ビットコインと他の暗号資産について、現時点ではまだボトムと呼ぶことはできない。アメリカ株の弱気相場は、世界中のリスク選好の要因となり、まだ影響力が大きい」

ビットコインの可能性

シャルマ氏は、米ドルを基軸としない通貨体制というアイデアを支持している。米ドルの地位をリプレースできる通貨はまだ存在しないが、ビットコインはその答えになり得ると同氏は述べた。

「米ドルに依存した体制は続けられない(中略)。決済上のニーズから、もう少し安定的な価値を持つ、別の通貨が必要(中略)。3年〜5年後、ビットコインがより安定的な通貨として台頭することを願っている」

「チャンスの窓は開いている」とシャルマ氏。だが投機的な過剰さは最初に排除する必要があると付け加えた。

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/154299/ 

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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局