- モルガン・スタンレーは、顧客からの要望に応えてビットコインETFの提供を開始する。
- 1月にビットコインETFに対する承認が下りたことで、金融機関の巨大資金が暗号資産業界に引き寄せられるとの期待が高まった。
- 大企業は往々にして、顧客へファンドを提供する前には長時間にわたるコンプライアンスや審査手続きをとっている。
CNBCによると、米金融大手のモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は、現地時間8月7日より富裕層の顧客に対して自社のアドバイザーがビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)を提供できるようになるという。
CNBCが関係者の話として現地時間8月2日に報じたところによると、同社は15,000人以上のファイナンシャル・アドバイザーにブラックロック(BlackRock)のIBITとフィデリティ(Fidelity)のFBTCの販売を許可した。顧客は少なくとも150万ドル(約2億2500万円、1ドル=150円換算)の純資産を持つ必要があるという。
1月にビットコインETFに対する承認が下りたことで、金融機関の巨大資金が暗号資産業界に引き寄せられるとの期待が高まった。しかし、大企業は往々にして、顧客へファンドを提供する前には長時間にわたるコンプライアンスや審査手続きをとっている。
報道では、1.5兆ドル(約225兆円)の預かり資産残高(AUM)を保有するモルガン・スタンレーによる今回の動きは、顧客からの要望に応えてなされたものだという。
モルガン・スタンレーは3月31日現在で、グレイスケール(Grayscale)のビットコイン・トラスト(GBTC)を2億6990万ドル(約405億円)分保有しており、いずれ顧客にETFを提供する予定があった可能性が示唆される。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/243980/
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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局