認可を受けた企業はアブダビ・グローバル・マーケットでUSDTサービスを提供できる:テザー社が発表
  • テザー社のステーブルコインUSDTが、アブダビ・グローバル・マーケットで受け入れられる暗号資産として認定されたと、同社が発表した。
  • 中東全域に拡大したいとテザーのパオロ・アルドイーノCEOは話している。

テザー社のステーブルコインUSDTが、アブダビ・グローバル・マーケット(Abu Dhabi’s Global Market:ADGM)で「承認仮想資産(AVA)」として認められたと、12月10日に同社が発表した

金融サービス規制庁(Financial Services Regulatory Authority:FSRA)の承認によってライセンスを取得した企業はADGMでUSDTサービスを提供できることになる。ただし、リリースでは、承認されたサービスがどのようなものになるかは述べられていない。CoinDeskはテザー社にコメントを求めているが、まだ回答は得られていない。

テザー(USDT)の時価総額は1380億ドル(約20兆7000億円、1ドル=150円換算)を超えたが、テザー社は成長を継続させたいと声明で述べた。

「USDTをADGMの規制された仮想資産の枠組みの最前線に位置づけることで、現代の金融にとって重要なツールとしてのステーブルコインの重要性を証明するだけでなく、中東全域での協力と成長の新たな扉を開くことにもなる」と、テザー社のパオロ・アルドイーノ(Paolo Ardoino)CEOはプレスリリースで述べた。

アラブ首長国連邦(UAE)は暗号資産(仮想通貨)のハブとして賞賛されてきた。首都アブダビは、他の多くの規制当局に先駆け、2018年に取引所やカストディアンによる暗号資産活動などの規制を開始した。欧州連合(EU)はまもなく、イギリスでは2026年までに、それぞれ規則を施行する予定だ。

ステーブルコイン発行者のサークル(Circle)も、ADGMに法人を設立した後、中東に参入すると発表した。

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/266302/ 

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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局