XRPL上で米国債に投資
リップル社は28日、次世代の金融インフラを構築するOndoが発行するトークン「OUSG」を、XRPレジャー(XRPL)で提供することを発表した。
OUSGは米短期国債に投資できるRWA(現実資産)トークンで、機関投資家向けに提供されている。OndoはXRPL上でOUSGの取り扱いを今後開始して、機関レベルのプロダクトを拡張していくという。
Ondoは、RWAをトークン化したプロダクトを提供しているプロジェクト。OUSG以外にも、金利を得られる米ドルトークン「USDY」をローンチしている。
OUSGは米短期国債へのエクスポージャーを提供するプロダクトで、年中無休で発行・償還ができることが大きな特徴であり、裏付け資産に米資産運用大手ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を持つ。公式サイトによれば、現在はイーサリアム(ETH)、ポリゴン(POL)、ソラナ(SOL)のブロックチェーン上で発行されている。
XRPL上では、ステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」で購入・償還ができるようにする計画。最初はリップル社とOndoが流動性を提供し、トークン化したRWAのXRPL上での普及を推進するとした。
リップル社は今回の発表で「トークン化市場の規模は2030年までに16兆ドル(約2,490兆円)に達する」という予測を引用し、RWAのトークン化は非常に成長している領域だと説明。その上で、XRPLはセキュリティやコンプライアンスなどで強みがあると述べた。
RippleXのシニア・バイス・プレジデントのマルクス・インファンガー氏は今回の発表で以下のコメントをしている。
OUSGのようなトークン化資産を利用することによって年中無休で決済できることは、資金フロー管理における変革であり、従来の取引時間や決済時間から投資家を解放できる。
低リスクで質の高い流動性を提供することは、投資家のアクセスしやすさを向上させるだけでなく、ブロックチェーン上のマーケットの安定性を高めることにつながるだろう。
Ondoと重要な障壁に取り組むことで、イノベーションによってDeFi(分散型金融)の普及をサポートし、XRPLが機関レベルの金融ソリューションの基盤になるようにしていきたい。
RWA事業に注力
リップル社は、RWAのトークン化事業にも注力している。先月ローンチしたRLUSDのようなステーブルコインもブロックチェーン領域では、法定通貨というRWAのトークン化事例とされている。
インファンガー氏は昨年CoinPostが行った独自取材で、RWAの取り組みを強化していると発言。当時、最初に重要な取り組みとして挙げたのは、独自ステーブルコインの開発だった。
この取材でインファンガー氏は「トークン化の革命はまだ始まったばかりだ」と語っている。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=590991
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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局