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1: 承認済みの名無しさん 2020/02/29(土) 05:35:52.28 ID:h+OWRiLm9
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56222970Z20C20A2000000/

米国市場にコロナショック 記録ずくめの1週間
ダウ下落率は10%超 金融危機以来の大きさ
2020年2月29日 5:12 (2020年2月29日 5:25 更新)

【ニューヨーク=宮本岳則】新型コロナウイルスの感染拡大を受けた今週(2月24日~28日)の米国金融市場は記録ずくめの1週間となった。ダウ工業株30種平均は28日まで7日続落し、週間下落率は10%を超えた。リーマン・ショック直後の2008年10月以来の大きさだ。マネーは安全資産に殺到し、米長期金利は過去最低を更新した。一部の企業活動に正常化の動きがみられるものの、投資家は警戒モードを解けないでいる。

史上最速で「相場停滞局面」入り

米国株式市場は28日も不安定な値動きが続いた。朝方から売り優勢で、ダウ平均の下げ幅は一時、1000ドルを超えた。世界保健機関(WHO)はこの日、感染拡大について、世界の危険度を「非常に高い」に引き上げた。投資家は経済への影響が読み切れず、身動きがとれない。「これまでの運用経験で最悪の出来事になるだろう」(米グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード最高投資責任者)といった不気味な予言すら漏れてくる。

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実際、「コロナショック」による今回の相場波乱は、過去の危機に匹敵する記録的な株価下落となった。24~27日のダウ平均の下落率は10%を超え、このまま取引を終えれば、08年の金融危機以降で「最悪の一週間」となる。01年9月の米国同時多発テロ直後の下落局面(14%安)や、1987年10月の「ブラックマンデー(暗黒の月曜日)」発生時(13%安)に並ぶ下落記録だ。

株式相場は停滞状態がしばらく続く「調整局面」に入った。S&P500種株価指数は19日に最高値をつけたばかりだったが、高値からの下落率が10%を超えたためだ。米メディアによると調整局面入りの日数は史上最速という。一部の投資家は急激な株安で損失覚悟の投げ売りを迫られた。値動きに追随するコンピューター取引も下げを加速させたようだ。

3月の米利下げ確率「100%」

投資家のリスク回避姿勢が債券や商品市場でも歴史的な値動きを生んでいる。安全資産とされる米国債にマネーが殺到。長期金利の指標となる米10年物国債利回りは28日に一時、1.2%を下回るなど、過去最低記録を更新し続けている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)では金先物が今週、1トロイオンス1680ドル台に達し、13年以来の高値をつけた。

利下げ再開期待も金利低下に拍車をかける。米PGIMフィクスト・インカムのネイサン・シーツ氏も「米連邦準備理事会(FRB)は経済へのショックを和らげる方策をとる」とみる。FRBのパウエル議長は28日、「経済を支えるために適切に行動する」との声明を突如発表し、市場の期待はさらに高まった。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が算出する市場予想「フェドウオッチ」によると、3月中旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決める確率は100%に達する。

「恐怖指数」は警戒モード映す
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Source: コイン速報 | 仮想通貨・暗号通貨・暗号資産ニュース